私は39歳で妊娠して、40歳で出産した。
この子が成人式の時に私は還暦なのかー…と不安な気持ちが無くもない。
パパなんて私の9歳上だから、もっと不安である。
私達は他の親御さんより早くいなくなってしまうかもしれないけれど、息子には家だけは残してあげられるから、あとは自分で生き抜いてほしい。
私ができるのは、生き抜いていくのに必要な好奇心と行動力を伸ばしてあげることだけ。
できるだけ長く家族で一緒にいたいけど。。。
そんな不安やしんみりせずにはいられない現実がある。
それでも、子育てしながら働けそうな新しい仕事を始めてみて、1年ちょっと経つけどなんとかやっていけそうで、予想に反して体力面での辛さは全く無くて、
「なんだ、いけるじゃん」
そう思っていた。
そう、つい先月までは。
2歳、走り回るお年頃の開幕から数ヶ月にして、突然スピードが増したのである。
『あっという間』という言葉があるが、まさにその通りで、隣に立って私が自転車の鍵をかけるのを見ているなあと思っても、その鍵を抜いた時にはもう走り出しており、
「こうちゃん!」
と名前を呼び終わるタイミングではもう路地を抜けて角を曲がっている。
こんなの絶対ダメなので、こっちも全てを放り出してダッシュで追いかける訳であるが、、、
ギリギリしんどい。
私が42歳にして20代ママにも負けないダッシュが出来るのは、産後から細々と続けているスクワットのおかげだと思っている。
日々の自転車こぎでも足は鍛えられている。
私の生活に自転車が登場したのは、1年少し前である。
最初は自転車に乗るたびに筋肉痛になるのは勿論、場合によると
「ひ、、、膝が痛い、、、」
なんて高齢者顔負けの悲鳴をあげていたものだが、今ではそんなことも無くなった。
高齢出産ママたちよ、ぜひスクワットを。
我が子の安全を守るために、強い脚力を手に入れよう。
それでも全体的な体力は、おそらく若いママには敵わない。
全力ダッシュを日常的に行うようになってから、夜に寝落ちしてしまう日が増えた。
深夜や朝に、パパに起こされる。
ごめんよパパ…
え、じゃあ結局、体力的にきついんじゃん、高齢出産ってあんまり良くないのかな?
と思うあなたにお届けしたい、メリットを最後に書く。
ずばり、年の功で、気が長く持てることである。
他のママたちや保育士さんから
「こうちゃんママは優しい」
みたいに言われがちだが、はっきり言うと、私は優しい性格ではない。
性格はきついし、毒舌でもある。
それでも気は長く持てる。
ここでポイントとなるのは、気が長いのではなく、長く持てるってところだ。
10年前だったら無理だったと思う。
ってことで、良いことも悪いこともあるけど、それが人生だからね、今を楽しもう。
人それぞれでみんな違うんだけど、それでも声を大にして伝えたいことがある。
スクワットは良いぜ。
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