2021年5月25日火曜日

【生後390日】理想と現実は違う。お部屋でボール投げのリアル。【1歳0ヶ月25日】


私は駆け出しママなので、保育士さんからの言葉で初めて気づく事も多い。


ボールもそのうちの一つだった。


ある日の保育士さんからのお手紙に


『おうちにボールはありますか? 今日こうちゃんは、自分の方に転がってきたボールを見てびっくりして、固まっていました。』


と書かれていたのである。


ははあん。


オーボールはお友達からいただいたので家にあるけれど、そうじゃない普通のボールってのは、靴を履いてお外によちよち出ていくようになってからのアイテムだと思っていたわ。


どうやら違ったらしい。


そりゃそうだよね。


小さな子がお部屋の中でボール遊びしちゃいけない訳がないもんね。


10歳とかが家の中でサッカーボール蹴るのとは訳が違うもんね。


私はすぐに小さなゴムボールを3つ買ってきた。


白と、黄色と、青。


試しに与えてみると、、、


確かに!


困惑している!!


その日から、ボール遊びもするようになった。


月日は流れ、今、すっかりボール遊びが大好きになったこうちゃん。


遊び方もこなれたもので、ボールを3つとも確保してから、連投してきたりする。


ころころばっかりだと物足りないらしいので、思いっきりバウンドさせてあげると、喜びの声を上げて夢中で追いかける。


更にこなれてきた、というか、ボール投げという遊びの仕組みを理解したこうちゃんは、『ママとぼくとかわりばんこに投げる』というルールをきっちり遵守する。


どこで覚えたのやら、ボールを左右に投げ分けて、私はあっちに這っていって投げ返し、今度は逆に這っていって投げ返し、の繰り返し。


その間こうちゃんはその場から動かない。


笑顔で左右に投げ分けて、右往左往するママを眺めて楽しむ遊びに進化したようだ。


しかしこれ、41歳には千本ノックみたいな苛酷さである。


ちょっと疲れてきて、


「ねえねえ、こうちゃんの番じゃない?」


と誤魔化そうとすると、ボールを指差しながら私の目をまっすぐ見つめ、大変にはっきりとした発声で


「あ?」


である。


誤魔化そうとしてすみませんでした。。。


ちょっとずらした場所を狙って投げたり転がしたりすると、はしゃいで急いで取りに行き、満面の笑顔で振り向いて投げ返してくれるのだが、

あまりに自分から遠くまで行ってしまったボールに関しては、指差して


「あった!」


場所を教えてくれる。。。


なんという省エネ。。。


ちなみに、パパもいて三角形でボール投げをする場合にも、ちゃんと順番を守ってくれる。


ママから来たボールは、パパへ。


パパから来たボールは、ママへ。


うんうん、こうやって、お友達みんなと仲良く遊ぶんだよ。


で、パパも寝っ転がったままそこからびたいち動かないのなんなの(笑)


2021年5月20日木曜日

【生後380日】保育園大好き!先生大好き!帰りたくないの!ーーを解決【1歳0ヶ月15日】


2021.05.14.fri のお話。


週に1、2回だけ一時保育を利用しているのだが、3回連続でお迎えが大騒ぎになった。


感染症対策で、お迎えは外でインターホンを鳴らして、先生が子どもと荷物を抱えて出てきてくれるスタイル。


保育園入り口で子どもを引き渡した後、今日の様子などを丁寧に話してくれる。


しかしこの3回とも、丁寧にお話どころではない騒ぎに、、、


先生にしがみつき、絶対に離れないこうちゃん。


「あらっ!どうしたのこうちゃん!ママがお迎えに来てるよ!」


「うわあーーーん!(泣)」


「こうちゃん、ママとおうち帰ろうよ💦」


「う、あ"あ"ーーーーーーー!!(ギャン泣き)」


「先生嬉しいけど!ほら、ママ来てるよ!」


「こうちゃん、先生大好きだね!でもまた、金曜日に先生に会えるから💦大丈夫だよぅ(オロオロ)」


「あ"あ"ーーーーーーー!!あ"あ"ーーーーーーーん!!(絶叫)」


先生はベテランならではの技で丁寧かつ力強く引き剥がしながら


「なんかっ、最近、甘えん坊さんにっ、なり、ましたねっ💦」


私も先生に倣ってそっと強めに引き剥がしながら、


「すみませんほんとに!こうちゃん、ほら、また会えるから、大丈夫だってばぁ💦すみません、お忙しいのに💦」


何とかこうちゃんを抱き止めるも、全力で先生に手を伸ばして、これぞ自己主張のお手本といった叫びを辺り一帯に響かせて泣くこうちゃんに、ちょっと私は困惑。


「ええー、、、なんでだろう、、、すっごく楽しかったんですね、きっと」


「ええ、今日も元気いっぱいで、にこにこで、ごはんももりもり食べました!」


「そっか、こうちゃん、楽しかったんだね!」


「ぶぐう、、、」←諦めた模様。


でも目に涙がいっぱい。


泣く泣く諦めるとはまさにこのような状況を言うのだろう。


「ねえねえ、帰ってママとボールで遊ばない?」


「ふぁう?」←ボールという単語に魅力的な響きを感じ取ったらしい。


涙に濡れた目をきらめかせて私を見る。


「あっ、じゃあ、この隙に失礼しますね!すみません、ありがとうございました!」


「そうですね今がチャンスですねこういう時はサッとバイバイこうちゃんまた待ってるねー!」←息継ぎなし(笑)


こんな感じが3回続いた。


他の待ってるお母さんたちにすみませんすみませんと頭を下げながら帰る。


んだけど、皆さんこんな場面はとっくに経験済みなのだろうか、笑顔で頷いてくれる人や、こうちゃんに手を振ってくれる人ばかりで、世間の優しさを改めて感じる。


そしてこの日、私なりに作戦を考えてお迎えに行った。


ところが、先生はさすがプロ。先生もしっかり策を講じていたのである!


インターホンを押してしばらく待つと、ガラス越しに先生の姿が現れた。


いつになくゆっくり近づいてくる先生。


立ち止まってはこうちゃんにガラスの向こうの私を指し示す。


するとこうちゃんが、笑顔全開で私に向かって手を振る。


先生が褒めてくれているのが見える。


これを繰り返しながらゆっくり出てきたのである。


そしてドアが開き、


「うっきゃーーい❤️」


と、褒められまくってご機嫌のこうちゃん登場。


さっとこうちゃんを受け取った私は、即座にたかいたかい!


「こうちゃん今日も楽しかったー?」


と訊きながらたかいたかいを数回繰り返すと、こうちゃんはきゃっきゃと嬉しそうに笑った。


先生も私の意図を汲んでくださっているようで


「わあ、こうちゃんいいなー🎵高いなー🎵」


と盛り上げてくれて、こうちゃんにこにこ。


よっしゃ!


先生の作戦は、私なんぞの単発のそれとは違い格段に体系的だ。


先生は言ったのである。


「こうちゃんはバイバイもとっても上手になりましたね🎵」


「そうなの、こうちゃん?」


自分が褒められてるのは解るのだ、にこにこしてそれを聞き、うふふと私を見上げる。


久しぶりに落ち着いて今日の様子を聞くことができ、最後に先生の作戦が見事な帰結を見せる。


「じゃあ、これで失礼します」


「はい、また次回。こうちゃん、また待ってるね、ばいばーい!」


先生の言葉に応えて、こうちゃんが張り切ってバイバイをすると、


「わあ、じょうずー❤️またね、ばいばーい!」


「きゃーい❤️」


もうノリノリで、バイバイしまくり。


私も


「すごいねー。こうちゃんバイバイとっても上手にできるんだねえ✨」


と褒めちぎりながらの帰り道となった。


いやあ、いつも思うけど、ほんとに保育士さんてすごいなあ。


ただ預かってるだけじゃなくて、一人一人の成長の詳細まで見てくれて対応してくれるの、本当に尊敬する。


しかもうちは一時保育なのに。


ありがたくて感動。


私もこうちゃんも、ここの先生たちに出会えてラッキーね。




2021年5月8日土曜日

【生後374日】最近のママの朝ごはんの食べ方を書くよ!【1歳0ヶ月9日】


最近、面白いスタイルで朝ごはん食べてるから、ぜひ知ってほしい。


私は体の前で腕をクロスしたまま食事をしているよ!


***


この前までは、こうちゃんと一緒に朝ごはんを食べていたの。


一人で食事なんてつまらないでしょ?


だけど、こうちゃんも成長し、ごはんもスプーンもフォークも、隙あらばプレートまでぶん投げちゃうお元気スタイルにシフトしたので、一緒に同時ごはんは無理な時期に突入したんだなと理解した。


保育士さんによると


「こうちゃんは遊びでわざとパンを落としたりするんです。でも、『落としちゃったらもう食べられないよ?大事に食べようね』って言うと、次のパンはそーっと丁寧に食べるんです💕」


だそうで、説明すれば解るのだ。


食べ物は、大事に。


こうちゃんも私も(主に私が、だけど)頭からシチューまみれになった日もあるけど、そんなのは別にシャワー浴びればいいだけの話なので気にしない。


大事なのは汚さない事ではない。


「ママ一生懸命作ったのにー」


って悲しそうな顔をすると、ちょっと「おや?」という顔をするので、たぶんそのうち解るんだと思う。


一応、私のごはんもテーブルに置いてはあるんだけど、同時に進めるのはかなり難しい。


私がひとくちでも食べようものなら、忍者の縄抜けのごとくするりとお食事チェアから抜け出し、テーブルに飛び出してきちゃう。


そんな感じなので、こうちゃんが食べ終わったら、ごちそうさまでしたのお手てぱっちんをして、麦茶を渡し、おくちやお顔をきれいにふいて、テーブルや床を掃除してから、やっと私のごはんタイムが来る。


余談だが、このごちそうさまでしたの時に私が


「今日も上手に食べられたねー🎵」


と言っていたら、夫が「じょ、上手に、、、?!」と驚愕していた(笑)


確かに、上手ではないかもしれないので、夫のつぶやきはスルーして


「うん、“元気に”食べて偉いねー✨」


としれっと変更しておいた。


そんな感じで怒涛のこうちゃんごはんは終わり、いよいよママのごはんタイムが来るわけです。


しかし!


「はーぶーーー!」


と興奮しながらつま先立ちしてテーブルにしがみつき、一生懸命手を伸ばして私のごはんを狙うこうちゃん。


「これはママのごはん!こうちゃんはさっきごちそうさましたでしょ?」


と言っても、それはそれ、これはこれで、ママのごはんも気になるんだもん!


大概私の朝ごはんは納豆かけごはんなんだけど、それを欲しがる。


だめだめ言っててもフラストレーション溜まるだろうから、スプーンにごはんと納豆1粒をのせてお口に入れてあげると、なにやら哲学的な表情になって黙ってもぐもぐ食べる。


「ね?大人のお味だったでしょ?これはママのごはんなの」


と納得させると、ぷいっといなくなるけど、今度は私の反対側に現れる。


左から来ても右から来ても味は同じだよー?!


それでまた「はーぶーーー!」となり、ごはんと納豆1粒を与え、哲学的な表情になる下りを繰り返す。


まあ、それで納得がいくなら、いいんだけどさ。


次に来るのは、「ママ!遊ぼう!今!今遊ぼう!」


という訳で、こうちゃんは私の右側に立つのが好きなので、私は左手でこうちゃんのお気に入りのアンパンマン風船を顔の前でくるくるしてやりながら、こうちゃんのいない左側の安全地帯に逃がしたお茶碗に向かって、腕をクロスした状態でスプーンを伸ばして食事をする。


お箸だとこれは難しいので、専らスプーン。


これが私達の朝ごはん風景です。


ねえ、人生において、こんな変な格好で食事する機会なんてある?


そうそう無いでしょ?


子どもがいると、珍しい体験ができるのよ。


もうちょっと大きくなったら、テーブルにパンやバターやジャム、野菜スープに珈琲を自由に並べられる日常が戻ってくると思うんだけど、今は複数アイテムを並べるのは危ないからやめてる。


子ども用のお食事チェアなんて全然拘束力ないの、びっくりしない?


本当に忍者の縄抜けみたいですごいから!


目を離した一瞬の隙に、Xのライヴが始まる時にドラムセットの中で立ち上がってるYOSHIKIばりに、お食事チェアに立ち上がってるんだから!


なにが始まるの?!ってゾクゾクするよ。


とりあえず今はこんな感じ。


この後はどんな事が起こるんだろうね?


楽しみだね💕