こうちゃんの初めてのクリスマスプレゼントに、ミニピアノを買った。
以来、けっこう楽しそうに触っている。
私も色々なメロディを奏でて楽しませてあげたいのだが、私のレパートリーは、これだけである。
・きらきら星
・猫踏んじゃった
・紅 (Xの)
・(プレイした事もない)ドラクエのテーマ
その他諸々もあるにはあるのだが、何せ楽譜が読めないもんだから、自分で思い出して歌って、その音を鍵盤で探して、というスーパースローリーかつ怪しい耳コピである。
私は壊滅的に音痴なので、初っぱなの「自分で思い出して歌って」の時点で既に怪しい。
素晴らしい曲を息子が、間違えた音で覚えてしまう危険性がある。
くそう、楽譜さえ読めればなあ!
楽譜さえ読めれば!
楽譜さえ、、、
、、、
という訳で、ピアノの弾きかたの本を買って参りました!
最初の方に、楽譜の読み方が書いてあって、練習曲に大好きなパッヘルベルのカノンも入ってたから、最高。
本当は、ピアニカの本が良かったの。
だって子供用のミニピアノって、黒鍵が3、2、3、2、3分しかないんだもん、これってピアニカでしょ?
それに左手はこうちゃんのお座りを支えたりいいこいいこしたりするので塞がっているから、私がピアノに使うのは右手だけだ。
だけどピアニカの本となると、チャルメラのテーマとか、何か一発芸みたいなのばかりで、違う違う、そうじゃ、そうじゃない。
それで苦肉の策で、めっちゃ簡単なピアノの本にしたのであります。
練習曲が至ってシンプルで、左手はたまーに和音を出す程度で、なんなら別になくても支障がないレベルのものを。
それで最近は、気が向いたら練習している。
こうちゃんも参加してくれる。
左の方で何かバシバシ鍵盤を押してくれる。
けっこう楽しい。
見てくれだけは連弾である。
こうちゃんは、自分が鍵盤叩いて音が出ると、ちょっと止まって考え込んだり、私をきらきらの目で見上げて
「なんだろね?」
みたいな顔をしたりする。
おもむろにスイッチをoffにしたりして、私がさくっとonに戻すと、またきらきらの目で私を見上げて、
「ん?」
と私の反応を見ている。
ノートをかじろうとしたりティッシュを口に入れようとした時に私が「やあよ」と言って首を横にふるとやめるんだけど、スイッチかちかちもそうなるのかを見ているっぽい。
駄目じゃないことを伝えるために笑っていいこいいこしてから、また弾き始めると、こうちゃんもまた左の方の鍵盤を元気にバシバシしてくれる。
こうして平和な時間が流れていく。
一緒に遊ぶ、って楽しい。
いずれはママよりもお友達と遊ぶ方が楽しくなっちゃうだろうから、今いっぱい遊んでおこう。
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