2021年7月2日金曜日

【生後428日】こうちゃん 企業内保育所の相性チェックに行くの巻【1歳2ヶ月2日】


新しく、介護のパートを始めることになった私。


未知の業界。


いっぱい勉強できるチャンス。


今日は契約と、企業内保育所とこうちゃんとの相性チェックのため、2人で行ってきました。


もし少しでもこうちゃんに違和感を感じたら、この面白そうなお仕事も躊躇なく白紙に戻す。


そう決めて、向かった。


この老人ホームは現在、感染症対策のため、ご家族の面会はオンラインのみになっている。


つまり、スタッフから見たら、知らない人間が来たら業者さんか新しいスタッフのどちらか。


抱っこひもでぷにぷにボーイを抱えている私は明らかに業者さんではなく、新しい人。


入り口を抜けてロビーに立つと、お掃除してる人も事務の人も、控えめにこっちを見てる。


私がなんとなく全体に向かって


「こ、こんにちは」


と挨拶すると、事務室から数人の女性が飛び出してきて、こうちゃんに微笑みかけながら、ロビーの椅子で待ってるように案内してくれた。


後で知ったんだけど、ここの保育所で預かっている最年少の子が2歳だから、1歳のおちびちゃんの登場はちょっと新鮮な出来事だったらしい。


担当者が来て、抱っこしたまま提出書類の説明が始まって数分すると、一見して保育士さんと判る格好の女性が3人で、こちらに近づいてきた。


「あ、いたいた!」

「こんにちは!お預かりしますよ!」

「泣いちゃうかな?こんにちは、お名前は?」


こうちゃんは、見るからに優しそうなお姉さんたちと遊びたい気持ちと、ママと離されるかもしれない不安な気持ちとの間でちょっと揺れた。


彼は人見知りしないと言われがちなのだが、この揺れる瞬間が彼の人見知りなんだと最近理解した。


切り替えが速いから、人見知りしないカテゴリーに入っちゃうけど、一応警戒はして、必ず私の顔を見る。


私といちばん身長の近い保育士さんを選んでこうちゃんを抱いてもらうと、こうちゃんは興味津々で保育士さんの顔を見つめ、それから私の方を不安そうに振り返ったので


「こうちゃん、このお姉さんたちが、今日はこうちゃんと遊んでくれるんだって!嬉しいね♥️」


と背中を押すと、安心したようなほにゃっとした笑顔で、保育士さんの腕の中に収まった。


説明を受けたり、ユニフォームの採寸をしてもらったりする途中で保育室の前を通りかかった時に見たら、元気におもちゃで遊んでいた。


いやー、保育士さんて本当にすごいなあ。


一瞬で子どもと仲良くなれちゃうのね。


その後も施設案内など諸々があって、2時間半後にやっと終わって保育室にお迎えに行くと、

こうちゃんは奥の方で遊びながら私に振り向き

「よっ!遅かったじゃん!」みたいに片手を上げて軽く挨拶した後、また遊びに戻ってしまった。


良かった、居心地はいいみたい。


そこから今度は、保育室に預けるにあたっての持ち物などの説明が始まった。


こうちゃんも積極的に参加して、

私の膝に這い上がって一緒に説明の書類を眺めたり、

私がちょうど見てるところに星のおもちゃを置いてみたり、

保育士さんから奪ったボールペンで線を書き入れたりした挙げ句に、

アンパンマンのおもちゃに向かってハイハイして去って行った。


自由。


かと思うと、保育士さんを「あっ。あっ。」と誘って一緒に本棚まで行き、「あった!」と指さして絵本を出してもらったり、

突如私の背後に忍び寄り、髪の毛を引っ張って「いひひひひ」とニヤニヤしたりした。


全てが終わって帰る時が来ると、

「まだ遊ぶ!」とばかりに抱っこ紐から逃走。


どうやらだいぶ気に入ったご様子。


毎日利用する訳じゃないのに、こうちゃん用のロッカーを確保してくれて、保育士さんとママの連絡帳もある。


お庭で水遊びもするから、水おむつなるものを用意してほしいと言われた。


ぽかんとしたら、「こういうのが売ってるんですよ」と実物を見せてくれた。


オムツの子が水遊びしてもおしっこが外に染み出さないようになっているんだって。


へえー!


シャワーもあった。


普通あるのかな?それとも夜勤の人も預けるからかな?


あんまり派手に汚れた場合はここでシャワーしてくれるんだって。


あと便利なのは、子どもがお熱を出して引き取りに行かなきゃいけない場合、同じ施設内なので内線で連絡が上司に行って、上司から私に伝えられるとの事。


つまり、自分で上司に「子どもが発熱したという連絡が来たので早退させて下さい」と言うのではなく、

上司から「お子さんが発熱したって連絡来たから早退して下さい」と言われるって事だ。


これってちょっと気が楽じゃない?


そんな感じで、かなり良い印象でした!


時給もちょっと良くて、こんな素敵な保育所が無料で使えるんだから、ママはお仕事がんばるよ!


待機児童ライフとは思えない快適な流れに乗った。


ひゃっほーい!


ママはうきうきで、七夕の飾りでも作ろうかなって考える余裕が久しぶりにできました。



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