2020年7月30日木曜日

【生後91日】パパ大好きらしい【生後3ヶ月】


今日で無事に3ヶ月になりました❗


2ヶ月に入ってからの劇的な変化は

何と言っても、こうちゃんとパパがとっても仲良しになった事。


パパ側は、赤ちゃんとお話しするのを照れないで自然に出来るようになった。


こうちゃん側は、パパもお返事してくれるしママより楽しい遊び方をしてくれる事に気づいた模様。


無言で見つめ合っていた1ヶ月目が嘘のように

二人は今では、対等に会話をしている。


子「あー」


父「あー」


子「ふあーう?」


父「ふぁーう」


ただのおうむ返しだけど、これでも嬉しいらしく

徐々にボルテージが上がっていくこうちゃん。


子「あー❗」


父「あー」


子「うんあうんあ❗」


父「うんあうんあ」


子「くあっ❗あーーー❗❗」


父「あーーー」


お気づきだろうか。


パパのボルテージは全く変化無しという事に。


私は一緒に上がっちゃうんだけどね。


あ、だから夕方にはちょっと疲れてるのか。


テンションが上がりすぎた息子が

「お前ら、ついてこいよ❗あげてこーぜ❗」

とでも言いたげな雰囲気を出してくると、パパは正直に告白している。


「ごめんな、俺うーうー語はわかんねえんだよ💦」


パパは持久力もない。


10分くらいで


「はい、もうおしまいです」


「あー❗」←抗議の声


「駄目です、とうちゃんは疲れたよ。あとはお母ちゃんに遊んでもらいな」


「う。」


ちゃんと会話できてる。。。


持久力もないし、数分抱っこしたらもう腰が痛いとか言い出す。

(ヘルニア妻の前でよく言えるなあ(笑))


そんなパパなのに、こうちゃんがパパ大好きになった理由は、

私には絶対にできない手荒な遊びができるから❗


ほっぺをめちゃくちゃ押してタコみたいな口にしたり、

あり得ないくらい高速で自転車こぎ体操したりと

かなり荒い。


私も最初は


「ちょっと!乱暴に扱わないでよ❗虐待になるよ❗」


と文句を言っていたんだけど、、、


やっぱり男の子なんだな、

こうちゃんは目をキラッキラさせて

「きゃう❗」

とか歓声を上げながら、パパに対抗してバタバタする。


だから私の役目は、パパが手荒に扱わないように見張ることではなくて

それが長時間になり過ぎないように見張ることなんだなと認識を改めましたでござる。


最近は、げんこつなめなめをストイックにやり過ぎて

よだれでべちょべちょになっている。


そりゃあもうストイックで

一種のトランス状態。


絶対にミルク飲みたいはずなのに

げんこつ2つを口の前で一心不乱になめながら

目は哺乳瓶を凝視。


「こうちゃん、それはげんこつだよ?

げんこつだとお腹いっぱいになれないよー?」


となだめながら、何とか片方のげんこつブロックを解除し

隙間から哺乳瓶を突っ込む。


その後は、げんこつも哺乳瓶も咥えたいという貪欲さで

どんどんハッスルしていき


しばらくしたら気付くのか

げんこつをパッと放し

ものすごい首の力で顔を哺乳瓶に近づける。


でもって、今まで手間取った分を取り返そうとばかりに激しい勢いで飲むので


むせて、泣く。


なんなんだ君は❗(笑)


このくだりを1日に何回もやっている。


そんな3ヶ月。






2020年7月23日木曜日

【生後84日】うちの赤ちゃんが夜ぐっすりな理由【生後2ヶ月23日】


育児デビューする前に聞いていた噂では

赤ちゃんは夜中にしょっちゅう起きて大変って話だった。


でも実際は、あまりそういう印象がない。


生後1ヶ月からよく寝るようになり

最近は特に生活ペースが整っていて

完全に先が読める。


こうちゃんは毎日16時くらいから5時間ほど爆睡する。


21時くらいに起きてミルクをがぶ飲みし

たまにむせて、怒って泣いたりしつつ

飲みながら寝落ちし

更に眠り続ける。


1時にまた目覚め、ちょっと戯れるが

寝室に移動するとすぐ寝る。


3時から4時の間に一度起き、のどの渇きを潤す程度にミルクを飲み、次に起きるのは7時。


ペースが判っているので楽勝である。


これ、なにが理由かなあと考えたら

2つ思い当たった。



★昼は明るく、夜は暗い。


こうちゃんは基本的に、2階の吹き抜けエリアにいる。


ここは、電気をつけない。


朝は明るくて、昼はもっと明るくて

夕方には暗くなっていく。


晴れていればとっても明るいし、曇っていれば少し暗い。


ダイニングエリアだけ電気をつけているので

日が沈んだ後からは、そっちから漏れた明かりだけなので

少し薄暗い状態になる。


3階の寝室では、いちばん小さいライトだけしか使わなくして

絶対に明るくしない。


ここに来たら寝るんだ、って覚えてもらえたらいいかなと軽く考えてたんだけど

本当にそうなった。


3階に連れていくと目が閉じる。


夫がサービス業で夜寄りの生活だから

生活音で1日のペースを設定してしまうんじゃないかと危惧して

出来るだけ太陽のペースにできたらいいなと思ってはいたんだけど

まさかここまで上手くいくとは。


朝7時にこうちゃんが起きると、もう太陽は出ている時間だから

私とこうちゃんは2階に移動する。


パパはもうちょっと寝たいだろうから放っておく。


この時のこうちゃんは、1日の中でいちばんすっきりした顔をしていて

とっても元気だ。


私ももうちょっと寝たいんだけど

こうちゃんを見ると、一緒に遊びたい気持ちが勝ってしまう。



★とにかく全力で遊んでいる。


朝7時のフルパワーから16時の爆睡スタートまで

私はこうちゃんを後に回してまでやらなければならない事など皆無なので

起きているならずっと遊んでいる。


もし元気いっぱいでお昼寝もろくにしないという日であれば

家事はやらない。


どうせ夕方から爆睡するのであるから

急ぐ必要なんか無いのだ。


浴室乾燥があるから洗濯なんて何時でもいいし。


日中ずっと遊んでいれば、そりゃあ疲れるよね。


私の夫は、こうちゃんの相手を頼むと

たまに泣かせっぱなしにして疲れさせようとするんだけど

これは私は嫌い。


そばにいたのに何にもしてくれなかった、なんて失望のイメージを抱いて大人になっていくのは良くないと思う。


失望は、時に訪れるものであって、常に抱くものじゃない。


常に抱いていたいのは、好奇心とか、挑戦する勇気とか、そういうもの。


満たされてご機嫌な時間が多い方がいいに決まってる。


大人もね。


ってことで、母子共に、毎日よく寝て、規則正しいです。




2020年7月18日土曜日

あさぎさんと青木香緒里さんのトークから、私の思い出話。


https://youtu.be/oUklLk_MdJU



面白かった❗


これは、小田桐あさぎさんがやっている魅力覚醒講座の卒業生インタビュー動画です。


私はこの講座は受けていないのですが、、、


このお二人は、私にとってはすごく特別なんですよ。


元々は私が勤務していたレストランに来てくださっていたお客様。


そのレストランが閉店する際には、今までのお礼のメールを私が書いて送りました。


マネージャーが言っていたんだけど


「レストランは花や絵で飾りすぎちゃいけない。

レストランの華はお客様だから。」


香緒里さんに関しては、本当にレストランに華を添えてくださるお客様でした。


外見だけでなく、雰囲気も明るいから

いてくださると、お店が明るい。


残念ながらレストランは閉店し、

そんな香緒里さんとも、もう二度と会うことはないだろうと思っていました。


閉店ショックから立ち直るために、私が六本木のレストランでバイトしていたある日

奇跡が起きました。


「暇だなー。つーか、あんまり仕事に興味持てないなー。命をかけられるレストランは、あそこが最初で最後かー。色んなお客様いたなー、、、団体パーティーとか楽しかったなー、、、」


なんて、過去に想いを馳せながら立っていたら

エントランスから、六本木とは思えないほどラフな服装のあさぎさんと

変わらずきれいな色のお洋服を身にまとった香緒里さんが入ってきたのです❗


私ね、結構あるんですよ、その人のこと考えてたらその後に偶然出くわす、っていうのが。


念力?


私は口をあんぐり開けそうな勢いだったんだけど

何とか言葉をひねり出したと思う。


何か名前を言った気がする。


あさぎさんは、いつものしっとりした口調で「あー、探してたー」と言っていて

香緒里さんはその隣で「すごーい❗」って笑っていた。


お店がなくなってもお客様にまた会えるなんて

とっっっても幸せな事。


私は感動していた。


世界が終わったような気になっていた私が


「世界は続いている❗」


と、初めて思えた瞬間だった。


だからこの時、私の中では一瞬で思考が前向きに切り替わる

地殻変動レベルの動きがあったんだけど

取り乱さないように気をつけながら

お二人にこれだけは言った。


「またお会いしたいと思ってたんですよ」


あさぎさんは「ほんとにーーー?(笑)」

と笑ってから


「ねえ、私キャンプしたいんだけど、、、」


「えっ👀⁉️(へえ、意外、、、)私もしたいです」


「じゃあさあ、、、」


これが全ての始まりでした。


それから私は、あっこさんに会わせてもらって

一緒に魅力ラボのサマーキャンプ(2019年)をやることになったんだよねえ。。。


この運命の日、あさぎさんと香緒里さんは

いつものお店に行くはずが、気まぐれを起こして隣のお店に入ってみたんですって。


キャンプしたい、あのグランピングレストランのお姉さんに聞いてみようか、でも名前を覚えていない。


そんな事を話しながらお店に入ったら

私がいたそうで。


すごくない?


私もちょうどあさぎさんたちのパーティーを思い出していたところで。


あさぎさんが私を思い出してくれたこともすごい。


でね、香緒里さんがものっすごい笑顔で言ったのよ


「すごーい❗引き寄せの法則♥️」


これ、めちゃくちゃカルチャーショックで(笑)


私が今まで「念力」って呼んでたものは

「引き寄せの法則♥️」っていうのか、と❗


呼び方ひとつで、印象が全然違う。


つーか、念力って何だよ(笑)



でね、前から存在は知っていた香緒里さんのブログを

今一度読んでみた訳ですよ。


⬇️   ⬇️   ⬇️


年収400万の派遣OLが、年収2000万の生活をする方法♥️

https://ameblo.jp/2016kaoriblog/




このブログから放射されているのは、ひたすらポジティブなマインド。


このトークでも言っている「嬉しい楽しい大好き」の精神が余すところなく発揮されている。


香緒里さんは絶対に念力とか言わないんだ。


引き寄せの法則、しかも♥️付き。


楽しそうにしてる人のところには人が集まってくるって前に聞いたことがあるんだけど

香緒里さんの支持者が多いのはまさしくそれが理由だろう。


ほんとに楽しそうだもの。


もし香緒里さんの楽しそうな雰囲気を人に説明するとしたら

Instagramの方もお薦めです。


ときめく毎日の過ごし方

https://instagram.com/aoki.kaori?igshid=1q5vjp0f3o7gl




写真がめっっっちゃキレイ✨


観てるだけでもときめけます。


このお二人のトークで、あさぎさんがさらっと言っている


「人は自分を生きるしかない」


という言葉は、本当に本当。


誰かになろうとしてもなれないですからね

自分からは逃げられない。


でも自分から逃げたいと思ってる時期って不健全だよなあ

と思う訳です。


私も自分ではない何かになろうと、ならなきゃと思って努力していた時期があったけれど

そんな糞みたいな努力は宇宙へぽーーーい❗して本当に良かったと

今は思えている。


最近あさぎさんは『「私、ちゃんとしなきゃ」から卒業する本』

というのを出版したんですが、これって誰にでも思い当たる節があるはずで

まだ読んでない方は、ぜひ一度読んでみて下さい。



あさぎさんが笑いながら

「世の中のセオリーをガン無視」と香緒里さんの独自マーケティングを評しているのと、

最後に香緒里さんがあさぎさんの講座を要点を押さえた説明をしながら推薦しているところを見ると、

お二人の絆を感じる。


いいもん観たわー。


2020年7月17日金曜日

【生後78日】初めての予防接種。こうちゃん、もしもしされるの巻【生後2ヶ月17日】


今日は、初めての❗予防接種❗


赤ちゃん絡みのイベントが最高の楽しみ。


どうも、カンガルー主婦の陽子です。


最初の予防接種は、B型肝炎。


私達がお世話になっている小児科は、1種類ずつ接種しますが、

病院によっては複数いっぺんに打つところもあるらしい。


先に診察室に入っていった赤ちゃんが、物凄い勢いで泣いているのが聞こえて心配になるが、

こうちゃんは聞いていないらしく、待合室にある水槽のネオンテトラに夢中。


私自身が注射大嫌いなので、私のビビりが子どもに伝染しないように、

オーラを整える。


先に入った赤ちゃんは、泣き続けて泣きながら出てきた。


あー、やっぱり痛いんだろうなあ。。。


呼ばれてこうちゃんを連れて入る。


言われて診察台に寝かせると、助産師さんがお洋服を脱がせる。


先生が聴診器を当てるところからスタート。


前回かかった時の出べそちゃんも確認してくれながら、


「こんにちは、こう君。ちょっともしもしするよ?」


もしもしって言うの?!


めっちゃ可愛い言い方じゃないですかーーー❗


きゅーん💖


背中にも聴診器を当てるので、ちょっとだけ体をひっくり返すんだけど、

こうちゃんは別にいやがりもしないで、先生や助産師さんに興味津々。


次に、お口の中を診るために、ステンレスのヘラみたいなのを口に入れようとする先生。


その時も、赤ちゃんがびっくりしないように、


「次は、こう君、お口の中を見せてもらうよ?ちょっといやかもしれないんだけど、ごめんね」


と話しかけてからやってくれる。


こうちゃんはこれも全く嫌がらず、先生の顔をきらきらした目で見つめ、


「すごいねえ。強いねえ✨」


というお褒めの言葉をきちんと受け止め


「あー🎵」


とお返事してから、お隣の助産師さんに、

熱心に話しかけ始めた。


「くぁーい。ふぁーい。ふぁ、かぃ❗ふぅわあー、」


長い。


めっちゃ語りかけている。


助産師さんからも


「すごいねえ。こう君はたくさんお話しできるんだねえ」


と褒められると、嬉しそうにバタバタ。


助産師さんが私を振り返って


「すごいですね、ほんとにたくさんお話ししますね」


と言ってくれたので、私もバタバタしそうになった。


そしてついに、注射。


「お母さん、見えるところにいてあげて下さい」


と言われたので、助産師さんの後ろに立ってみたけれど、

こうちゃんは助産師さんにお話しするのに夢中で、私のことはあまり気にしていない(笑)


注射の針が入ってきても、全く平気で


「あれっ、強いねえ❗」


とまた褒められた。


針が抜かれる時に、一瞬顔がくしゃくしゃになって真っ赤になったので、

ついに泣くのかと思ってハラハラしたが、すぐに元に戻った。


「はい、終わりです。こう君、えらかったねえ❗」


いやあ、こうちゃんもえらいのかもしれないけど、これって先生とか助産師さんたちがめちゃくちゃ上手なんだと思う。


全く不安がらせる事なく、むしろ楽しませてくれている。


そのうち学習能力がついたら、注射を見ただけで


「あっ、これ痛いやつだ💦」


っていやがるのかもしれないけど、この病院なら上手くやってくれそうな気がする。


私も、「怖くないからね」とか余計なこと言わないように気をつけよう。


今日も、「初めてのお注射だねえ、楽しみだねえ🎵」と言いながら連れていって、

「お注射、上手に出来たねえ。不思議だったねえ🎵」って言いながら帰って来たから、

これからもそうしていこう。


特に副反応もなくて良かった。



2020年7月15日水曜日

オカルト信者ではないが、不思議なことは何も考えずそのまま受け入れる。


赤ちゃんというのは、起きていれば常にバタバタしているものだが、

何か様子が違っていて、、、


よくパパが手荒に遊んであげていて、

男の子だからか喜んでバタバタ戦っているのだが、

誰もいないのにそんな動き。


私が話しかけてもそっちのけで、

「もーう、やめてよー🎵」みたいな動きをしている。


そんな時は、妖精さんにイタズラされているんだと思う事にしているんだけど、

何だか今日の妖精さんはしつこいらしい。


もう夢中で見えない何かと遊んでいる。


そのうち、あまりに構ってもらえないので退屈したママは、

うとうとしてしまった。


そうしたら、夢を見た。


死んだおじいちゃんが、普通にうちにいて

「腹減ったなあ」と言いながら、めちゃくちゃな組み合わせで私の余りごはんを食べている。


私は一度にたくさん作って、余ったものを別な料理に変身させるのが趣味なので

夫が「ちょろ残し」と呼ぶ余りごはんが常に冷蔵庫で出番を待っている。


それをおじいちゃんが、てきぱきと電子レンジに入れて次々に温めている。


私が慌てて


「お腹すいてるなら何か作るよ❗」


と飛び起きたら、おじいちゃんは


「構わんよー、これでええわ」


同じく死んだおばあちゃんも椅子に座っていて


「あんた、人んちで勝手にそんなんして恥ずかしいったらありゃしないわ」


なんて言っている。


「いやいや、ほんとに作るから❗」


って言って立ち上がったら、目が覚めた。


私は寝ながら立ち上がったらしい。


こうちゃんが私を見上げてニコニコしている。


ああそうか、って思った。


お盆が正確にいつだかは知らないが、

そういう事もあるんだろうな、と。


おじいちゃんとおばあちゃんが、ひ孫と遊びに来たんだろう。




2020年7月14日火曜日

【生後76日】家族の食卓。離乳食デビューいつだろう。【生後2ヶ月15日】


可能である限り、食事は家族揃って。


これが私のポリシーの1つ。


勿論、ゆくゆくは無理だ。


夫はサービス業なので、帰りがとても遅い。


でもって、小さい子は早く寝るらしいから。


いっぱい遊んで、疲れて寝るんでしょ?


だから保育園行くようになったら無理だよね。


でも、可能である限り、であり、今は可能だから

私は食事の際、こうちゃんが起きていれば抱っこして夫の向かい側に座る。


夫婦だけで食事をしている場合、話が盛り上がっていると

こうちゃんはつまらないらしく、遠くから会話に参加してくるので

それなら初めから一緒にいればいい。


「ごめんねえ、こうちゃん1人でつまんなかったねえ。みんなで一緒にごはんしようね💖」


なんて言いながら後から参加させても

ちょっと膨れっ面。


最初から


「みんなでごはんだよー🎵」


と連れてきた方がご機嫌さんだ。


抱っこしながらで私の食事が遅々として進まないのを

夫は少々呆れ顔で眺めているが、私の好きにさせておいてくれている。


先に食べ終わった夫がこうちゃんを抱っこしてくれてから

私も普通に食べられるんだけど、夫に話しかけ

こうちゃんに話しかけ、やっぱりなかなか進まない。


そんな風に今までずっとしていたら、こうちゃんに変化が訪れた。


平日の昼、私がごはんを食べていると

こうちゃんも口を動かす。


エアもぐもぐだ。


こうちゃんもお腹がすいているのかと思ってミルクをあげようとすると、はね除ける。


目は私の口元をガン見である。


「大人はごはんなんだよー。今日は野菜タンメン。こうちゃんはミルク飲もうね🎵」


「ぶぐう❗」←鼻を鳴らす音。


不満そうである。


さっきはミルクを拒否したが、今は自分のお洋服をもぐもぐやっている。


この子、お洋服引っ張りすぎ。


だから全部びよんびよんに伸びちゃって、、、。


なんだ、やっぱりお腹すいてるんだ、と思ってミルクをまた差し出してみるが

やはりはね除ける。


こうちゃんの目が、「それをくれ」と言っている。


ギラギラした目で、私のタンメンを狙っている。


ば、馬鹿な、、、!


君はまだ、歯が生えていないどころか

首も座っていないんだぞ!


タンメンを食べたいと言うのか!


ミルクを飲みたまえ❗


結局、ミルクを飲むんだけどね、あんまり納得いっていない顔をするのよ。


「うわあ❗ミルク美味しいねえ✨」


なんて雰囲気を盛り上げてみるんだけど

疑っている目で見返してくる。


でも、嘘はいけない。


私は牛乳が苦手だし、粉ミルクはお菓子の味を薄くした感じ。(←飲んだ。)


だからちゃんと説明した。


「ママも赤ちゃんの頃はミルク飲んでたんだよ。覚えてないけどね。ミルク美味しいなあって思ってたと思う。」


って。


本気で話している時は、やっぱり解るんだろう、

疑いの目はやめてくれたから。


でも、食べ物に興味を示してくれるのは

かなり嬉しい。


20代の頃に、一時的に弟が私の家に居候していた時期があったのだが

帰って来た弟が


「お腹すいたー。美味しそうな匂いする❗今日ごはん何?」


って訊いてくるのがとても嬉しかった。


結婚したら、今度は夫が


「今日ごはん何?」


って言ってくれるようになって、またその嬉しさを味わえた。


食べ物を与える喜びって、雌の本能なのかな?


脳裏に母ライオンが浮かぶ。


昔はライオンより虎に憧れた。


ライオンが群れで狩りをするのに対し

虎は単独で狩りをするから、そっちの方が強いと思って。


でも今は、ライオンがいいやと思う。


雌ライオンって、狩りもするし子育てもするしで

人間で言うところのワーキングマザーなんだよ。


私は大して働いてないけれど、それでも親近感は湧く。


とりあえず今年いっぱいは私はカンガルー生活なんだけど

ゆくゆくはライオン生活になるだろうな。


その頃にはこうちゃんも、私のごはんを楽しみにしてくれるようになるかな?


「ママ、今日ごはん何?」


って訊いてくれるようになるかな?


なるといいな。