赤ちゃんというのは、起きていれば常にバタバタしているものだが、
何か様子が違っていて、、、
よくパパが手荒に遊んであげていて、
男の子だからか喜んでバタバタ戦っているのだが、
誰もいないのにそんな動き。
私が話しかけてもそっちのけで、
「もーう、やめてよー🎵」みたいな動きをしている。
そんな時は、妖精さんにイタズラされているんだと思う事にしているんだけど、
何だか今日の妖精さんはしつこいらしい。
もう夢中で見えない何かと遊んでいる。
そのうち、あまりに構ってもらえないので退屈したママは、
うとうとしてしまった。
そうしたら、夢を見た。
死んだおじいちゃんが、普通にうちにいて
「腹減ったなあ」と言いながら、めちゃくちゃな組み合わせで私の余りごはんを食べている。
私は一度にたくさん作って、余ったものを別な料理に変身させるのが趣味なので
夫が「ちょろ残し」と呼ぶ余りごはんが常に冷蔵庫で出番を待っている。
それをおじいちゃんが、てきぱきと電子レンジに入れて次々に温めている。
私が慌てて
「お腹すいてるなら何か作るよ❗」
と飛び起きたら、おじいちゃんは
「構わんよー、これでええわ」
同じく死んだおばあちゃんも椅子に座っていて
「あんた、人んちで勝手にそんなんして恥ずかしいったらありゃしないわ」
なんて言っている。
「いやいや、ほんとに作るから❗」
って言って立ち上がったら、目が覚めた。
私は寝ながら立ち上がったらしい。
こうちゃんが私を見上げてニコニコしている。
ああそうか、って思った。
お盆が正確にいつだかは知らないが、
そういう事もあるんだろうな、と。
おじいちゃんとおばあちゃんが、ひ孫と遊びに来たんだろう。
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