この日も予防接種。
前日の夜に、夫がこうちゃんに話しかけていた。
「よお、おまえ明日病院らしいじゃん」
ちょっとガラが悪い。。。
よお、も駄目だし、おまえ呼ばわりも駄目だと言おうとしたら、続きが聞こえた。
「もしもしするんだろ? もしもし。もしもし。お口あーんしてくださーい。ちっくん。」
Σ(*゚Д゚*)
あ、明日の練習してるーーー❗
こうちゃんが嬉しそうに笑っていて、微笑ましかった。
そして翌日、病院に着くと、診察室から赤ちゃんの大号泣と
「大丈夫❗もう終わったから❗」
という大人の声。
今日こそはこうちゃんも泣いちゃうのかな。。。
出てきたのは、こうちゃんより二回りくらい小さい可愛い女の子だった。
涙をふりしぼって泣いている。
思わず
「頑張ったんだねえ」
と私が言ってしまったのと、こうちゃんがその子を振り返って一生懸命見ていたことから
その子のママとお話しする流れになった。
「ぷにぷにで可愛い。何ヵ月ですか?」
と訊かれたので
「もうすぐ4ヶ月です」
と答えたら、そのママは
「ええっ❗❗」
なんかめっちゃ驚いてる。
「同じくらいですか?」
と訊いたら
「5ヶ月なんですけど、、、大きくならないのが悩みで」
そういう悩みもあるのか。
本当にみんなそれぞれ違う。
こうちゃんが積極的なので女の子も泣き止んで笑いだして
とても和やかな時間を過ごした。
女の子も可愛いなあ。
帰るときにもこっちを見てにこにこしてた(*´ω`*)
呼ばれて入った診察室には、初めて見る若い女性の看護師さんがいた。
いつものベテラン助産師さんに監督されながら
めちゃめちゃ緊張していて初々しい感じ。
先生がこうちゃんに話しかける。
「こう君は、今日も上手にできるかな?」
私「昨日パパと練習したもんね?」
先生「パパと練習したのー?すごいねえ!じゃあ、もしもしからするよ?」
聴診器を当てられて、こうちゃんは楽しそうである。
とっても楽しそうである。
先生「よーし、じゃあ次は、お口、、、あれ?」
こうちゃんは、しっかりと先生の聴診器を握りしめていた。
楽しそうである。
先生と私がどうやっても離してくれないので焦っていたら、新しい看護師さんが突然に
無理矢理こうちゃんの指を開かせようとした。
それがかなり強引に思えて、一瞬びっくりして血の気が引いたが、先生がさっと
「よし、じゃあこれはこう君にあげよう」
と聴診器を首から外してくれたので、看護師さんは手を離してくれて、私の血の気も戻った。
お口の中を診てもらった後で、いよいよ注射。
抱っこして注射してもらうのはこれで3回目なんだけど、初めて看護師さんが、こうちゃんの顔を押さえて横を向かせた。
今までこんなの無かった。
大好きな先生のお顔を見ていたこうちゃんは、これがいやだったらしく、ちょっとバタついた。
私はいつもの台詞
「こうちゃん、先生が今からお注射してくれるんだって❗嬉しいねー🎵」
と声をかけながら、怒って泣くんじゃないかと思っていた。
そして針が入ってくる瞬間、注射嫌いのママが緊張してしまう瞬間、
その看護師さんが更に念を入れてこうちゃんの顔を押さえたので、こうちゃんは
「うに"ゃあ"❗」
と大きな声を出した。
怒ってる。。。
看護師さんは「痛かったねえ」って言ってたけど、たぶん違う。
お顔を押さえられたのがいやだったんだと思う。
この子が注射で泣かないのは、先生のことが大好きで、先生のお顔を一生懸命見てそっちに注意がいってるからだと思ってる。
だから今日みたいなのはいやだな。
正式なやり方はそうなのかな。
なんか可哀想だったな。
でも注射が終わってすぐ、先生が前かがみになってこうちゃんとお話を始めてくれたので、今回も泣かなかった。
なら、いいのかな。
ちょっともやもやするけど。
聴診器は平和に取り戻された。
看護師さんはどこに注射したのか見失っていて、絆創膏が貼れずに困っていた。
まだ不慣れなんだろうな。
めっちゃ若いし、もしかしたら初めての現場の可能性もあるし、うちの子は泣かないから、まあいいのかな。
先生も私の感情の動きが解ってるみたいだったから、あのファインプレー(聴診器を手離す、終わった後すぐに話しかける)だったんだろうな。
そんなことを考えながら帰ってきたら、お向かいのおばちゃんに会った。
朝のごみ捨てトークの時に、今日は予防接種に行くと話していたので、こうちゃんはいきなり
「おかえりなさい❗お注射頑張ってきたのよね?偉いわねえ❗」
と労いの言葉をいただいた。
次回の予防接種は、検診も一緒にやってもらう事になっているので、私には上手く計れない身長が明らかになる予定❗
こうちゃん、楽しみだね🎵
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