私たちが食事をしていると、こうちゃんは自分ももぐもぐ口を動かしたり、指を咥えてじーっとこっちを見ていたりする。
早く一緒にごはん食べたいね。
でもまだもう少し、こうちゃんはミルクなんだな。
ミルク飽きちゃったのかな。
そりゃそうだよね、もう何ヶ月もそればっかりだもんね。
ママも、大好きなものでも毎日そればっかりだったら飽きちゃうよ。
解る解る。
そこで私は、こうちゃんのミルク時間をめっちゃ楽しく演出している。
「ママは何を用意してるでしょーか?!
、、、もしかして、こうちゃんのミルクじゃない?
、、、じゃーん❗、、、わあ、こうちゃんのミルクだー🎵嬉しいねー🎵」
っていうのをやっている。
夫が用意してくれた場合は
「こうちゃん、これ、パパが作ってくれたんだよー🎵
、、、美味しいねえ❗パパ優しいねー💕」
というバージョンもあり。
とにかく毎回、盛り上げている。
ちなみに、母親の私から見ても、飽きてる様子は一切ございません。
ずっと変わらず、ものすごく情熱的に飲んでくれている。
でもやはり、私たちの食事を不思議そうに指咥えたりもぐもぐしたりしながら見ている姿を目にしてしまうと、
バリエーションがあった方がよいのではないか、
と思ってしまうんだな。
ママが楽しそうだからか、赤ちゃんもニコニコしてくれるし。
今7.9キロでだいぶ大きくなり、抱っこする度に
「重くなったねえ✨」
と喜んでいるんだけど、夫が抱っこしているのを見ると、
ああ、まだまだ小さい赤ちゃんだな
と思う。
たまにこの子のげろりんちょでその場にあるもの全て洗濯する事になるのは
主に私の見誤りによるもので、こうちゃんはいつも
「ママ、ちょっと僕げーするかも」
と教えてくれている。
「今日はあのおもちゃで遊ぼうかな」も教えてくれる。
「待って。ミルクは飲みたいんだけど、今げっぷが出そうなの」
もしっかり伝えてくる。
まだ言葉を話せないのにちゃんと意思を伝えられるんだから、赤ちゃんってすごい。
すごいなあと思ってるから、まだまだ赤ちゃんなんだって事にたまに気づいた時にびっくりする。
子どもを持つと何を知るのだろう、というのは長年の疑問だったが、現時点で私が知ったのは、言葉がなくても大丈夫だという事。
気持ちが寄り添っていて、相手をよく見ていれば、コミュニケーションの本質的なところは大丈夫。
小さい子達は、外国人の子が引っ越してきても、言葉の壁を周りに感じさせないほど普通に一緒に遊んでいたりするものね。
あれはそういう事なんだろう。
私は今後、人付き合いをもっと丁寧にできるようになるのかもしれない。
この先もっとたくさんの発見があるんだろうな。
40歳にもなってから初めて子どもを得たのは、きっと私がなにか大切なことを学ぶためのチャンスなんだろう。
この子は新しい私を作ってくれる。
素晴らしい日々だ。
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