赤ちゃんのうんちは、不思議。
最初は黄色かった。
あまりに鮮やかな黄色で、これは本当にうんちなのだろうかと疑ってみたりもした。
しかも、かなり弛い。
色と質感から、油絵の具を連想した。
ミルクを飲む量も増え、体も大きくなってきた生後29日には
ちょっと粒々状の固そうな部分も少しだけ混じっていて、
絵の具感は薄まってきた。
おお、うんちも成長している❗
だんだん固くなっていくという事か❗
そして生後31日で、緑色のうんちが出た。
一瞬、固まった。
あ、うんちがじゃなくて、私がね。
何だこれは。
こうちゃん病気なのか?
しかし私の脳裏を、ある記憶が過った。
私5歳、弟2歳、もう一人の弟が0歳の時
布オムツと共に記憶に甦るうんちは、確かこんな色だった。
母子手帳に何か書いてあった気がしてページを捲ると
うんちの色見本表があった。
黄色から緑色を経て、茶色に近づいていくという。
なるほど!
じゃあこうちゃんは、うんちが大人の階段上ってるって事か❗
こうちゃんすごいでちゅね💕(←普通)
もうお兄さんでちゅね💕(←早い)
私「ミルクしか飲んでないのにおしっこ、おなら、うんちと使い分けて
もうこの子、天才じゃないかしら✨」
夫「お、おう、、、」
うんちと言えば、私の夫はうんちのオムツ替えが出来るのか
それをこの目で確かめるのを、妊娠中から楽しみにしていた。
というのも、今までたくさんの知人男性がパパデビューを飾っていったものだが
彼らがみんな言うのが
「赤ちゃんのうんち、マジでくせえ」
「俺も❗あれだけは無理だわ💦」
「そんなに臭いの?」と訊いてみると
「あれは母親だから平気なんですよ。男には無理」
「なっ❗無理だよな❗」
そんな感じだったので、では
うちの優しい夫は、どうかしら?
臭くても、きっと優しいから我慢してやっちゃうんだろうな。
そして実際どうなっているかというと、、、
うんちの匂いを嗅ぎとるや否や
「ようこさん‼️うんちしたかも❗」
と騒ぎだし
「うん。オムツ替えてよ」
とお願いすると
「いやいや、ここはようこさんが❗」
全力で遠慮する。
私がすぐには手が離せないでいると、落ちつかなげにオムツの隙間からチラッと中を確認し
「やっぱり❗している❗」
と絶望的な表情でこっちを見ている。
どうしても駄目らしい。
私が単発バイトで留守にしていた日、記録ノートに「うんこ」と書いてあったので
私「うんちのオムツ交換できたの⁉️」
と驚くと、
夫「どうしようもなければしますよ」
私「常にどうしようもなくない?」
夫「いやあ、、、」
相変わらず及び腰である。
私がうんちのオムツ交換をしていると
悲壮感漂う顔で遠くから
「本当に臭いよね、、、」
なんて言っているが、無視である。
私「自分だってその臭いうんちのオムツを替えてもらって大きくなったんじゃない?」
夫「そうだけどさあ、、、」
まあ、苦手なもの無理矢理やらせるのも意地悪だから
無理強いはしないけれど、ちょっと情けないよね(笑)
私も、臭くないとは思ってないのよ?
なんか、めっちゃパンチの利いた自然派ワインのような香りで、微生物の存在をまざまざと感じさせるなとは思ってる。
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