2020年6月1日月曜日

生後1ヶ月2日 人から優しくされた話



今日は、ポストに郵便を入れるため、こうちゃんを連れて外に出た。


ポストはすぐ近くにあるのだが、

既にこうちゃんが5キロあるので、まずは腰と相談。


忘れてはいけない、私はヘルニアなのだ。


何とかいけそうだったので、スーパーにまで足を伸ばした。


昨日は怖くて外に出られなかった。


緊急事態宣言が解除された今こそ

いちばん注意しなければならないんじゃないかと考えたら

怖くて無理だったのだ。


でも今日は行かなきゃ駄目だ。


何故ならば、パルシステムの発注を忘れたから。。。


冷蔵庫がスッカスカなのだ。


スーパーが怖いのは、今に始まったことじゃない。


外出自粛が始まってから、スーパーが唯一のお出かけスポットになってしまい

お年寄りがたむろし、家族連れがさわぎまくる

そんなスーパーが、妊娠中から怖かった。


加えて、外出できないストレスから頭のネジが一本外れてしまった人による

有志の自粛警察のような存在。


前は「妊婦なのに出歩いてる」と攻撃されることを恐れ、

今は「赤ちゃんを連れて出歩いてる」と攻撃されることを恐れている。


トラブルはごめんだ。


私はブチキレて喧嘩になったら自分でも制御効かない。(そっちかい)


スーパーに行ったら、夕方だったので

かなり人が多かった。


うーん、リスキー。。。


数ヶ月ぶりの、一人スーパーな事に気づく。


いつも夫が買い物かごを持ってくれていたから

久しぶりに自分で持っていつものようにほいほい入れていくと

すぐに重くなった。


抱っこ紐の中ですやすや眠っているこうちゃんの重さもある。


これは、、、意外に疲れるかも。


すぐに慣れるかな。


でも毎日大きくなっていくからなあ。。。


だからこそのパルシステムなのに、なんで忘れたんだ私。


もう絶対忘れないようにしよう。


通路ですれ違う人たちは、みんな笑顔で道を広く空けてくれた。


抱っこ紐から両側に出ているこうちゃんの足の分だろう。


「すみません、ありがとうございます」


っていっぱい言った。


レジで並んでいたら、隣の列の人たちが


「お先にどうぞ。大変でしょう?」


って、手招きして順番を譲ってくれた。


びっくりした。


ここは外国なのかって思ってしまった。


マスクとトイレットペーパーを奪い合う日本ではないみたいだった。


コロナで人は優しくなったのか。


スーパーを出ると、スーパーの駐車場の入り口で交通整理をしているおじいちゃんが

全身全霊で安全を確認してから私達を通してくれた。


帰り道で、私は気づく。


今日の親切は、私に向けられたものでもあり

こうちゃんに向けられたものでもある。


こうちゃんはまだ喋れないから、私の言うありがとうには

二人分の気持ちを込めるのだと。


ママってそうなんだ。


これ、パパは知ってるかな?


そこまで考えて、また気づく。


勿論、パパは知っているのだ。


彼は、お腹の大きい私が親切にされる度に

嬉しそうにお礼を言う日々を送ってきたのだから。


私も誰かに、返せていけたらいいな。




0 件のコメント:

コメントを投稿