2020年6月26日金曜日

【生後1ヶ月28日】永野からの脱却【生後58日】


先日、Facebookに書いた(※1)んですが、私、芸人の永野さんに似てきたんです。


(※1)https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=3071424409643092&id=100003266884937


顔じゃないですよ、髪型の話です。


今日は、ママの前髪問題についてです。


私はここ数年は、ショートボブでやらせていただいてたんですが

出産やらコロナやらで美容院に行かずにいるうちに伸び散らかしてしまって

今、芸人の永野状態になっております。


これ、元は素敵だったんですよ。


お友達でヘアスタイリストやってる子に

そりゃあもう綺麗にやっていただいたので

いつもなら伸びてきた前髪を自分で適当に切ってしまうところを


「そんな芸術を汚すような罰当たりな事したら、もう二度とやってもらえない❗」


という危機感を忘れないようにして、何の手も加えずに守り続けたら永野になった訳です。


黒髪ですしね。


黒髪は、ポリシーなので譲れません。


私は世間から見るとかなりろくでなしなので

せめて髪の色だけは常識人でいようと決めております。


まあ、そんなこんなで、永野なうな私ですが

もうそろそろ美容院に行かないとまずいぞと

さすがに気づきました。


で、ですよ、行って、何て言おう?


絶対訊かれるじゃないですか


「前髪はどうされますか?」


って。


精神的に自立した女性としては、バシッと

こうして下さい、が言えた方がしっくりきます。


しかし、どうしたらいいのか、ほとほと迷います。


ママになったら、俯いてする作業が殆どなので

垂れ下がってくる毛はマジ勘弁。


私は毎日ちょんまげです。


回覧板を受け取る時も、宅配を受け取る時も

ちょんまげを振りかざして玄関の扉を開けます。


そりゃあもう堂々と。


ちょんまげは、母の誇り。


やわらちゃんじゃないぜ?


ですがやはり、スーパーにはこれでは行けませんね。


母の誇りどうした、って感じですが、え、無理でしょ?


ちょんまげでスーパー、無理でしょ?


だから、よし、前髪を切ってもらおう、と決めました。


で、でもぉ、、、


私、前髪ない方がまだ見れるんですよ。


前髪あるとなんか昭和感がすごーーーく出るんですよね。


美容院行った直後は、美容師さんは神だから当然素敵な状態なんですけど

翌々週にはもう昭和です。


持って生まれたダサさのポテンシャルが半端ないんでしょうね。


私、前の職場で、溢れ出る昭和感ゆえに

『遅れてきたアイドル』の異名を取っていましたから。


いや、そんな事は今どうでもよくて、

前髪をどうするか決めるんだ。


今切ってしまうか、それともあと半年くらいちょんまげで耐えて

EXILEのHIROさんのようにオールバックで一本縛りの男前スタイルに持っていくか。


まあ、この二重顎では全く男前の空気は醸し出せないでしょうけれど

そこも含めての、産後の体型戻しを頑張るというのも

またひとつの道ではあります。


私の周りの素敵なママたちに目を向けると

どちらかというと前髪ある人の方が多いような気がします。


それはつまり、そっちの方が機能的だという事を意味しているのでは?


よし、切ろう。


この永野だか金八だかわからない伸びきった前髪にテコならぬ鋏を入れるのだ。


ただちに、美容師さんに見せる「これみたいにしてほしいんですけど」用の画像を見つけるのだ。


私はネットの波間をサーフィンしまくり

胸にズキュンときた前髪ありの女性の画像をスマホに保存しました。


ふう、やっと方向性も見えたぜ。


あとは美容院に行くのみ。


さらばちょんまげライフ。


よく考えたらさ、高齢出産だったとは思えない元気できれいなママ(目標)が

ちょんまげな訳ないし、

永野に似てる訳もないし、

金八先生を彷彿とさせる訳もないんですよね。


ははっ。


その時、ふと、ある記憶が甦りました。


以前ふらっと入った美容院で

普通の美容師さんがみんな手が空いていなくて

イケメンのトップスタイリストさんにやってもらう事になってしまった時に、

その方がおっしゃっていたのです


「何か一つでも間違った要素を無理に入れると、ダサくなるんです。

お客様の場合は、『可愛い』を無理に入れたら駄目ですね。

『カッコいい』とか『攻めてる』でまとめた方が上手くいきます」


つまり?


可愛い前髪は駄目って事?


ですよね?


そう言ってますよね、はっきりと。


そうか、そうか。。。


私はそっと、スマホから道重さゆみの画像を削除しました。


さらばさゆみん。


おかえりちょんまげライフ。


そして今日も、ちょんまげで過ごしたのでした。


勿論、今朝来たパルシステムも、ちょんまげで受け取りましたよ。


育児中に髪が垂れ下がってくるのがいやだというだけで

こんなにも翻弄されています。


未だに結論は出ていません。


今はるろうに剣心の斎藤一のごとく太い束の前髪を垂らしながら

もうすぐ2ヶ月になる息子を抱っこしています。


前髪で我が子が見えない時があります。


早く道を決めなければ。。。


現場からは以上です。


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【補足】

ひどい書きっぷりですが、私は永野さんのファンです。

餅を喉に詰まらせた新沼謙治のネタを何回も観て爆笑しています。

彼は生きざまがネタだから素晴らしい。

永野さんの魅力について一本書けそうな勢いです。


2020年6月24日水曜日

【生後1ヶ月25日】こんにちは赤ちゃん訪問事業【生後55日】


今日は、区の保健センターから助産師さんが来てくれた。


出生届を出した時に申し込むと、生後4ヶ月までの間で希望する時期に

助産師さんが赤ちゃんの様子を見に来てくれるサービスである。


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「生後1ヶ月5日(生後35日)   赤ちゃんの臍ヘルニア」

http://since1979vol2.blogspot.com/2020/06/1535.html

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   ↑   ↑   ↑

この時の、電撃訪問してくれた助産師さんが

改めて来てくれた。


こうちゃんは、うんちのキレが悪くてグズっていたが


「ほら、こうちゃん、見てー✨誰か会いに来てくれたよー❤️誰だろうねー?」


と顔を向けさせると、いきなり目がキラキラ。


よしよし、好奇心旺盛で反応も速い。


まず私が産後鬱になっていないかのチェックがあった。


勿論、大丈夫です。


私がチェック表を書いている間に助産師さんは

こうちゃんの目や耳の反応をチェックして

抱っこしてくれていた。


こうちゃんはご機嫌。


やっぱり助産師さんて凄い。


きれいなお名前ですねーって私に言ってるんだけど

こうちゃんが嬉しそうに「あー❤️」って返事していた。


裸にして頭回りと胴回りを測る時も、普段は裸にされると少し萎縮するのに

にこにこして目で追っていた。


体重は、面白い道具で計ってくれた。


昔のいわゆる「計り」形式で、ハンモック状態にこうちゃんを乗せて助産師さんが手でぶら下げているうちに

私が目盛りを読む。


その後、こうちゃん無しでハンモックの重さを計り

引き算して体重を割り出す。


なんと、6キロありました❗


凄いなあ、どんどん大きくなってるじゃないの。


私が産後に一瞬だけ高血圧になったのと、出産時の出血が多くてずっと対策してもらっていた経緯があるので

私の血圧も計ってみたら、完全に妊娠前に戻っていて

上が96。


妊娠して124なんて数値になって驚いたものだけど

150超えた時ってやっぱり凄かったんだな。


体型も戻るといいんですけどね。。。


最後は、授乳の体勢を見てもらった。


悪くないって。


乳首も柔らかくてコンディション良いって。


じゃあ、なぜ、、、


タイミングですか、、、


「気長に頑張ってればきっと大丈夫ですよ」


と励ましてくれた。


母乳外来にかかる時には、2回までなら区から補助金が出ると教えてもらったので

今週も駄目だったら考えよう。


今日もこうちゃんは、しばらくおっぱいを吸った後

何やら考え込んでいるようなお顔で固まってしまった。


別に哺乳瓶経由でも、飲んではいるんだから本来の目的は達成しているんだけど

ママとしてはちょっと納得いかないのよね。


絶対ダイレクトの方がおいしいはずだもの。


さあ、次のこうちゃんイベントは、予防接種だね。


これからも毎日元気に育ちますように💕



2020年6月22日月曜日

主婦といえば単発バイトでしょ!第2弾_お菓子工場でシール貼り


産後のリハビリを兼ねて、ちょっと体を動かすバイトに行くシリーズです。


第2弾は、お菓子工場。


単発バイト派遣会社に登録して

「職種は何でもいいです」と伝えてある。


夫がお休みで、ちょっと疲れてるから家族でお出かけはしたくないけど

家でこうちゃん見てるくらいの元気はあるよ

って時だけ、前日に派遣会社に連絡すると

幾つかお仕事を提示してくれるので、そこから選ぶ。


選ぶポイントは、「主婦大活躍」とか

「育児の隙間時間で」とか書いてあるやつ。


この文字が見えると、いかにも主婦してますって気分に浸れるのでテンション上がる。


前回は、倉庫で検品だった為、おじさんと中国の人が多かったのだが

今回はおばあちゃんとネパールの人が多かった❗


ほとんど女性。


どっちにしろ、衛生管理がものすごく厳しく徹底されているので

知らない人だらけの環境に飛び込んでいる割には

コロナへの恐怖を感じないで済むのが嬉しい。


日本の工場ってこんなに衛生管理すごいんだ⁉️

ってびっくりする。


なにがいちばんびっくりしたかって、現場に入る直前の眉毛チェック。


ダイビングのマスクみたいなのを頭からすっぽり被ってからの帽子なので

髪の毛は落ちないようになっているんだけど

そのマスクからちょっと出てる眉毛に対して

シールをペタペタやって抜け毛を先に除去しておくという徹底ぶり。


片眉につき4本くらい取れた。


お菓子が流れていくレーンのサイドにたくさん人が立っていて

私の左の外国人の女の子は物凄い勢いでシールカッターからシールを切り取りお菓子の容器の上に貼り付ける人、

私はそのシールを下側に折り込んで貼り付ける人、

右側の日本人の女の子は、製造年月日などが印字されたシールを底に貼る人だった。


左の外国人ガールは、日本語は片言ながらも

不慣れな私に色々とアドバイスしてくれる親切な世話焼きさんだった。


右の日本人ガールは、何かふて腐れていて

角度がどうのと細かい指摘(いちゃもん?)をくれがちだったんだけど

そうすると、正義感溢れる左のガールが


「ドウシタ?」「ソレダイジョブ、オッケ」

「ホントニダメワ、シャインヨブ、イマヨバナイ」


等と、手は止めずに牽制する。


この外国人ガール、とても優しくて

私は別に疲れちゃいないのだが、休憩前などは


「モウスコシデヤスミネ、ツカレタネ、アナタハジメテ、ツカレル、ダイジョブ」


とか励ましてくれる。


おばあちゃんたちも、とても親切で、やはり見慣れない私を目敏く見つけ


「寒いからそれ着たままの方がいいわよ」


とか


「これの使い方わかる?」


とか、色々と面倒を見てくれる。


なんか温かい場所であった。


女性というものは、もしかしたら、初対面でも仲良く輪を作ろうとする本能があるようだ。


前回も親切なおばあちゃんのお世話になったが

おばあちゃんたちの作り出す「迎え入れる」という空気はとても居心地が良い。


変なレストランヘルプに行くよりよっぽど快適である。


ところで、私は知らなかったのだが、よく考えれば当然の事に気づいたのでそれも書いておく。


工場は、終わらないと帰れないのである。


お仕事紹介のデータには「残業なし」「16:00まで」

と書いてあったが、私が上がったのは17:20だった。


お菓子の容器にちょっと傷が見つかっただけでも

レーンを止めて、証拠写真部隊が出動し

現場確認部隊も動き、疑わしきケース分は全てラインから外す

という作業が発生する。


それ以外にも、右のふて腐れガールがカウントミスしたらしく

消費したシールの数と実数が合わないと確認部隊が現れたり

同じく右のふて腐れガールがシールのロール紙をセット出来ずに人を呼ぶなど

レーンは頻繁に止まる。


だがしかし、貼っているシールには

「◯月◯日 午後◯時出荷」と印字されているのであるから

翌日に持ち越しはできない。


そのため終わり時間に関してはかなりゆるゆるだった。


私は構わないけど、お子さんのお迎えとかある人でこの文化を知らなかったらかなり焦るだろう。


残業なしの表記はやめたほうがいいんじゃないかな。


もう一つ、意外だったのは、機械化はいくらでもしてもAI化はしばらく先だろうという事。


製造ラインではありとあらゆるチェックが行われていたが


「ちょっとこのあんこの感じがだめ」


みたいな、感覚的なジャッジがたくさんあった。


数値化するのが難しいような、でも誰しもが

「うん、それは売り物にならないよね」

と言うであろう線引きが、確かにあるのだ。


これをAIがやってくれるようになるには

もうちょっとかかりそうだなと思った。


帰りは、バス停が判らずまごまごしていたら

親切なネパール人女性に拾われ、一緒に帰って来た。


彼女は私に、ネパールかベトナムどっちなのかと訊いてきて

どっちでもないと答えたそのイントネーションで


「え?もしかして、日本人?」


と気づいてくれた。


マスクで目元しか出ていないし、黒髪だし

服装もラフここに極まれりだし、あの環境だったから

疑いもしなかったらしい。


でもおかげで仲良くお喋りしながらバスを待ったりして

最後まで楽しかった。


帰宅して、リビングまで階段を上っていったら

夫がこうちゃんを抱えて最上段でスタンバってくれていた。


お出迎え嬉しい💕


やっぱりママは、おうちでこうちゃんと一緒にいるのがいちばん好きだな💕


パパは、1日一緒にいたらめちゃくちゃ疲れたらしいけど

なんだかこうちゃんとお話しするのが少し上手になっていた。


これは嬉しい。


良かったね、こうちゃん。


2020年6月19日金曜日

【生後1ヶ月21日】うんちが大人【生後51日】


赤ちゃんのうんちは、不思議。


最初は黄色かった。


あまりに鮮やかな黄色で、これは本当にうんちなのだろうかと疑ってみたりもした。


しかも、かなり弛い。


色と質感から、油絵の具を連想した。


ミルクを飲む量も増え、体も大きくなってきた生後29日には

ちょっと粒々状の固そうな部分も少しだけ混じっていて、

絵の具感は薄まってきた。


おお、うんちも成長している❗


だんだん固くなっていくという事か❗


そして生後31日で、緑色のうんちが出た。


一瞬、固まった。


あ、うんちがじゃなくて、私がね。


何だこれは。


こうちゃん病気なのか?


しかし私の脳裏を、ある記憶が過った。


私5歳、弟2歳、もう一人の弟が0歳の時

布オムツと共に記憶に甦るうんちは、確かこんな色だった。


母子手帳に何か書いてあった気がしてページを捲ると

うんちの色見本表があった。


黄色から緑色を経て、茶色に近づいていくという。


なるほど!


じゃあこうちゃんは、うんちが大人の階段上ってるって事か❗


こうちゃんすごいでちゅね💕(←普通)


もうお兄さんでちゅね💕(←早い)


私「ミルクしか飲んでないのにおしっこ、おなら、うんちと使い分けて

もうこの子、天才じゃないかしら✨」


夫「お、おう、、、」


うんちと言えば、私の夫はうんちのオムツ替えが出来るのか

それをこの目で確かめるのを、妊娠中から楽しみにしていた。


というのも、今までたくさんの知人男性がパパデビューを飾っていったものだが

彼らがみんな言うのが


「赤ちゃんのうんち、マジでくせえ」


「俺も❗あれだけは無理だわ💦」


「そんなに臭いの?」と訊いてみると


「あれは母親だから平気なんですよ。男には無理」


「なっ❗無理だよな❗」


どうやら男性には耐え難い匂いらしい。

そんな感じだったので、では

うちの優しい夫は、どうかしら?


臭くても、きっと優しいから我慢してやっちゃうんだろうな。


そして実際どうなっているかというと、、、


うんちの匂いを嗅ぎとるや否や


「ようこさん‼️うんちしたかも❗」


と騒ぎだし


「うん。オムツ替えてよ」


とお願いすると


「いやいや、ここはようこさんが❗」


全力で遠慮する。


私がすぐには手が離せないでいると、落ちつかなげにオムツの隙間からチラッと中を確認し


「やっぱり❗している❗」


と絶望的な表情でこっちを見ている。


どうしても駄目らしい。


私が単発バイトで留守にしていた日、記録ノートに「うんこ」と書いてあったので


私「うんちのオムツ交換できたの⁉️」


と驚くと、


夫「どうしようもなければしますよ」


私「常にどうしようもなくない?」


夫「いやあ、、、」


相変わらず及び腰である。


私がうんちのオムツ交換をしていると

悲壮感漂う顔で遠くから


「本当に臭いよね、、、」


なんて言っているが、無視である。


私「自分だってその臭いうんちのオムツを替えてもらって大きくなったんじゃない?」


夫「そうだけどさあ、、、」


まあ、苦手なもの無理矢理やらせるのも意地悪だから

無理強いはしないけれど、ちょっと情けないよね(笑)


私も、臭くないとは思ってないのよ?


なんか、めっちゃパンチの利いた自然派ワインのような香りで、微生物の存在をまざまざと感じさせるなとは思ってる。




2020年6月16日火曜日

【生後1ヶ月17日】会話らしきものが可能【生後47日】


赤ちゃんと生活してみて意外だったのが

意思の疎通が割と図れる事。


勿論、言葉は話せないけれど。


よく言う「ギャン泣き」は、2パターンしかない。


寝ぼけている時と、気持ちが悪い時。


寝ぼけているというのは、目が覚めた瞬間パニックみたいな状態で

私の声も耳に入るまで時間がかかる。


でもしばらくすれば落ち着いて、目を開けて

「あ、ママじゃないですか❗」

みたいな顔になっておしまい。


気持ちが悪いパターンは、気持ちが悪いのであるから

それよりも時間がかかる。


夫がよくやってしまうやつで、泣き声が割と全てを語っている。


「やーだやーだやーだミルク飲んだ後で横にするの早いってば僕ゲプッて気持ち悪くなるよいつも言ってんじゃん馬鹿ーーー❗」


って言っている。


これより少し弱めで長い時間かかるやつは

部屋の湿度がちょっと高いか、単純に暑い時である。


すんごく怒るんだよね。


ただ、暑がってるくせに抱っこを要求してくる場合は初めから矛盾が生じているので

なかなかの長丁場となる。


扇風機の前に室内お散歩したり、思いきって家の前の道までお散歩してしまうと早期解決に繋がる。


あとは「泣く」というよりは

「泣いて知らせる」色合いが濃い。


「僕おしっこしましたけど?」


「ミルクの時間じゃないんですかね?忘れてません?」


「動いてたら移動しちゃって、なんか頭が低くなっちゃったんですけど❗」


など、それぞれ違う声で呼ばれる。


起きた時に、眠りについた時にはそばにいたはずの私が離れていると

抗議する声を出す。


嘘泣きみたいな泣き方をしながら

「僕ひとりぼっちじゃん❗ひどいよ❗寂しいよ❗」

と叫ぶ。


これは私も罪悪感を抱くので、すぐ抱っこして

「ごめんね」って言うんだけど、こんなの今だけだからね。


子どものご機嫌を取るような教育は絶対しないから。


今だけでちゅよー💕


ありとあらゆるシーンにおいて

抱っこ最強は間違いないのだけど、唯一抱っこしてはいけない時がある。


うんちをしようと頑張っている時である。


この時を見極められずに抱っこしようものなら

物凄い脚力で私を蹴り飛ばしあーあー大騒ぎである。


それで気づいて横たえるのだが、目を離してはいけない。


こうちゃんはギャラリーがいないと燃えないタイプなのである。


真っ赤になってよじれたり踏ん張ったりしている横で


「わあー❗偉いなこうちゃんは❗頑張ってるねえ❗」


と声援を送り続ける。


途中、LINEの返信などで意識がよそに向いていると

すかさず手でぽんぽんされる。


手で合図を送るのはミルクの時も見られる傾向があり

「もうお腹いっぱいになったよ」

と私の脇腹をぽんぽん叩いたりする。


今でこれなんだから、お喋りしだしたらもっと楽しいに違いない。


憧れのダイナミックなイヤイヤ期、来るかしら?