Facebookでなんとなく書いたら割と好評だったので、こっちにも上げときます。
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私はかつて、痩せていた。
胸もお尻も貧相で、丸みを帯びた体に憧れていた。
太ってもいいと思っていた。
ウエストさえ絞れていれば、太ももは太くていいし、二の腕もぷにぷにで良いと思っていた。
バセドウ病上がりで人より疲れやすい夫のためにあえて糖質が摂れる食事を作り続け、
ヘルニアであまり動けなくなり、
臨月に向かってだんだん重くて動かなくなる日々は
通算で1年以上。
出産直前に体重計に乗ったら、24キロ増えていた。
生まれた息子は3148gだった。
出産後、体重計に乗ったら、3キロしか減っていなかった。
計算が、ちょっと合わなくない?
助産師さんに問い掛けた。
「こんな事ってあります⁉️胎盤とかちゃんと出てます⁉️」
助産師さんは答えた。
「あー、そうなんですよ、意外に減らないんですよ」
胎盤とか、は、ちゃんと出ていた。
出血も多量だったらしいし。
こんなケースで使う言葉ではなさそうだが、あえて言おう。
人体って不思議ですね。
「だんだん減ってくから大丈夫🎵」
と先駆者たちは言う。
しかし、退院時から今まで、4キロしか減っていない。
なぜだ。
もう私の体はデブとしての新しい人生を歩み始めたというのか。
勿論、なにもしていなかった訳ではない。
筋トレをしていた。
筋トレだけをしていた。
その結果、『妙に引き締まったデブ』になった。
お相撲さんのようだ。
ぶよぶよしていないのである。
いや、お相撲さんというよりこれは、、、
何か見たことあるんだ、このフォルム。
そうだ、高山善廣だ❗
私はスマホで画像を探した。
あった❗
これだよ❗
いや、これじゃ駄目なんだってば❗
過去に自分が放った言葉が脳裏に甦る。
「服とかメイクにこだわる前に、まず痩せろって思うんだよね」
お、おぉう。。。
自分の投げたブーメランが巨大化して戻ってきたぜ。
あと17キロも減らさないと元の体には戻らない。
100歩譲っても13キロだ。
なんて果てしない道のり。
ゴールが遠すぎて見えない。
ウエスト絞りヨガも始めた。
スタンディングサイドクランチも始めた。
何をしていても肉が邪魔だ。
これだけ太ると、足も太くなっている。
1年前に穿いていたパンツの細さに白目をむく。
足が太いのを気にしていたが、全然太くなかったんじゃないかと思う。
スカートのウエストも、どこかの子供用かな?って思う。
しっかりして、陽子。
これはあなたのお洋服なのよ?
白目をむいてる場合じゃないわ。
夫より13キロも重い妻。
ムーミンママに憧れていたら、体型がムーミンママになっちゃった妻。
夫の膝に唐突に乗ってみた。
「骨が折れる❗」と夫が叫んだ。
うん、折れそう。
私の心も折れそう。
でも頑張ろう。
努力あるのみ!
※画像の右側が高山善廣さんです。高山さんは3年前の今くらいに、試合で怪我をし、首から下が完全麻痺となりました。頸椎完全損傷の治療中ですが今年7月のニュースでは、リハビリによりやっとジムで立てたとのこと。ものすごく努力されたのだなあと思います。そしてこれからも。喘息持ちで元いじめられっ子だったというエピソードから、前から勇気を与えてくれる存在だったのですが、今も私達に、努力する事の大切さを教えてくれています。
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画像は以下より。
BIGLOBEニュース
『リハビリと戦う高山善廣応援番組、緊急放送へ
山善
ナリナリドットコム10月26日(木)6時7分』
https://news.biglobe.ne.jp/smart/amp/sports/1026/nrn_171026_3920785905.html
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