2020年3月15日日曜日

清春さんは歌いっぷりからパパっぷりまで全てが魅力的

25周年を迎えた清春 媚びない姿勢を貫くカリスマの現在地

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2019年10月のドリフェスで
清春さんが『Red Swan』を歌った。

あまりの上手さに固まった。

飲み込まれて、感動した。



私は小6からXにどっぷりだったので
黒夢は一般常識としてチェックするくらいだった。

それでも印象的ではあった。

SHOXX巻頭カラーが黒夢だった時
トイレットペーパーをあそこまで猟奇的に表現する人を初めて見て感動した。

クリムトの接吻くらい感動した。

私の高校3年間は、黒夢の大活躍と同時期だった。

BEAMS、Like @ Angel、少年、
バンド系が好きではない人までみんなが知ってるくらい
ランキングに入ってきていた。

(ちなみに、MARIAの時に、私は大学1年生)

例のトイレットペーパーの時はごりごりのビジュアル系だったが、
清春さんはフリースタイルで、カラフルなジャージだったり
全身銀色だったりと、目にする度に意表を突いてきた。

独特の歌い方には拒否反応を示す人も多く、
そういう人はイエモン寄りだった気がする。

イエモンもまあまあフリースタイルだったけど。

1999年、黒夢からSADSに変わるも、清春ワールドは変わりなくそこにあり、
TOKYO、忘却の空、ちょっと空いてからMasqueradeと
カッコいい曲が生まれ続けた。

曲の良さを認めつつも、なんかあの独特な歌い方が気になるのと、
バンドが変わっても雰囲気が変わらない事から、この人よっぽど自己主張が強いんだろうなと思っていて
ファンではなかった。

そして時は流れ、
2015年の私の誕生日(この日で36歳)にリリースされた
Xの『Born to be free』により自由に生きようと覚醒した私は
今まで程よく隠し気味にしていたバンド好きを一気に開放した。

好きなものは好きなんだ。

私は私なんだ。

大事にしたいものを大事にするのは自然なことで
私はナチュラルにそう生きていきたい。

そうしたら、今までとは違ったものの見え方が生まれた。

変わらずXが好きで、Xを甦らせてくれたSUGIZOに惚れ込んでいるのだけれど
清春さんに度々目を奪われるようになった。

今51歳なのに、まっっったく変わっていない。

冒頭の記事でも書いてあるように
服に着られる事がない。

色んな服を着るけど、清春ワールドは決して揺るがない。

インタビュー記事を幾つも読んだけれど
生き様が潔い。

大人あるあるの忖度とは無縁のスタンス。

あの独特な歌い方にしても
「誰が歌ってんだか判らないようなボーカリストになりたくない」
と仰っていて、全身で納得した。

たくさんカバーもしていて、ネット上では清春色が強すぎてやだみたいな意見もあるものの
私個人としては、YouTubeを再生しているスマホ画面に引き込まれるばかり。

なんだこのパワーは。

近年、計算しつくされた完璧なブランディングのアーティストや著名人を「すごい」「見事」と誉め称え続けていたけれど
清春さんのは、ブランディングじゃない。

彼そのものなのだ。

正直に貫いてきたものが彼を更に彼たらしめている。

“ 本物 ” 

そんな言葉が浮かぶ。

こんな感じで、私なりに清春さんを理解し消化したと思っていた時に
ドリフェスで『Red Swan』を聴いたのだ。

理解も消化も、甘かった。

ずっと清春として歌い続けてきた実力を見せつけられた。

こんなに上手かったのか。

こんなに凄かったのか。

ただただ圧倒された。

以来、今までよりたくさん清春さんの曲を聴いています。

この生き様は、素晴らしい。

私の息子も、なにか貫くものがある人生だといいな。

最後に、清春さんのお人柄が解って更に好きになる動画のリンクです。

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"黒夢 清春の愛車遍歴"
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格好いいパパだわ。


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